(2019年11月に一度書いた記事をもとにした再投稿です)
11月10日のBチーム公式戦 vs.奥沢ビクトリーで、野手が送球エラーをした場合のランナーの進め方について、覚えておきたいプレーがあったので記録しておきます
このとき、1塁走者のスタートが遅れまして、レフトが捕った瞬間に「2塁でフォースアウトかも」と思いました
実際にレフトは2塁に投げたのですが、送球が暴投になってしまい、ボールが1塁側ボールデッドエリアまでいってしまいました
野手送球エラーのボールデッドでテイクツーなので、1塁ランナーは3塁へ、打者は2塁へ、でいったん走者2塁3塁から試合再開となりそうだったのですが・・・
2つの進塁はいつを基準に?
ボールデッドになった時点、つまりボールがボールデッドラインを超えたときに、1塁走者が2塁まで進んでいたから、そこからのテイクツーで
- 元の1塁ランナーはホームイン
- 打者走者は3塁に行く
ではないかとアピールがありました
そして、それが認められて試合が再開となりました
外野手が投げた瞬間が基準
このとき、球審から「ホームインと走者3塁から再開でいいですか?」と確認があったのですが、ちゃんと反論できませんでした
で、帰ってから調べてみました
まず、内野手の打球処理直後の送球エラーでボールデッドになったばあいは、投手が投げたときの走者の位置、が基準です(よくあるパターン)
それ以外の場合(外野手の送球はここに含まれる)の場合は、野手が送球したときの走者の位置、が基準です
今回は外野手による送球エラーなので、野手が送球したときに走者が占有していた塁から数えてテイクツーです
レフトの選手がボールを捕って2塁に向かって投げた瞬間には、まだ1塁走者が2塁に達していませんでした
なので、2塁3塁からの試合再開を主張すべきでしたね・・・
- 内野手の打球処理直後の送球エラーによるテイクツーは、投手が投球したときにランナーがどこにいたか、が基準
- 外野手の送球エラーによるテイクツーは、外野手が送球したときにランナーがどこにいたか、が基準
詳しくは、野球規則 5.06 (4) G をご参照ください ^^
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